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 V6FANの梵梵とした日常


by vtunagari
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一人か・・・・・

地元の映画祭の6枚つづりチケット

”海よりもまだ深く””はじまりへの旅””ベイビードライバー””モヒカン故郷に帰る””めぐり逢わせのお弁当”まで見ました。あと一つ見る時間作れるかな。


できれば”グレイテストショーマン”と”小野寺の弟・小野寺の姉”も見たかったけどタイムテーブル的に無理だった。







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音楽とドライブテクニックのお気楽映画かとおもってました。

なかなか殺すのね。殺さないような顔をして童顔フェイスで殺すのね。雅人堺のように薄ら笑いを浮かべて悪人として殺すというのと違って心なく殺すって感じ。


大切なものや人ははっきりしてるんだけどさ。


始めの導入からするとラストはえ?え?ってなる。






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よくある題材と展開と物語ではある。


あるけど、梵の今現在の状況でみると、なかなか唸るシーンも多々あった。


映画を見てると柄本家安藤家によく出会う。改めて明柄本の凄さよ。次男が蚊帳の外すぎですけどここはモヒカン@龍平と父ちゃんにスポット当てた映画だからさ。現実ではそんな綺麗ごとに収まらない気もします。


そうだよね、現実はそんな綺麗ごとじゃないよね。

そう思うと、映画もドラマも絵空事に感じるけど、やっぱりナイスな脚本の中に心に刺さる一言とか言葉とかシーンとか表情とかはちゃんとあるんだよね。上手いとか下手とかではなくて、見るこちら側の心持ちでぐっときたりガーンときたりするものなのかなって。





一人か・・・・・_d0040901_8574585.jpg





実在の女性だったのね。


写真を撮るシーンが多くてなにかな?って思っていたら、そういうことだったのか。

1969年1970年1971年がそもそもどんな年代だったのかがっつりわかって無いけど、舞台でいう所の新宿赤テント黒テントみたいな時代なのかな、たぶん。


恵一曽我部のエンディングが素晴らしい。


この映画の麦門脇さんは好感。




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主人公二人の心の揺れを丁寧に追っていて、単調な手紙のやり取りのようで梵には凄く面白かった。


決意したのは本人の気持ちだけど、父親の葬儀での母親だったり手紙の相手だったり階上のおばさんだったり夫だったり。
話し相手というか相談できる人って大事。ほんと大事。




じっと待ってるのではなくて会いに行ったり、行動を起こすきっかけにもなり、思い切って心のうちを話したり。映画の話なので悪用されたり暴露されたりという展開にはならないけどそういうものを楽しめるのが映画だと思う。

主人公が甘いチャイを小さなグラスに入れて飲むのもいいな。なにより香辛料豊富なあのお弁当が凄いよね。ナンをふんわり焼いたり。階上のおばさんの設定も絶妙。見て良かった。



一人で生きていくけど、一人ぽっちとは限らないし、未来は解らない。
自分で選んだ一人だものね。
by vtunagari | 2018-12-06 09:45 | えいが | Comments(0)